『感想』のベルクソン引用(16~20)

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引用部分
小林秀雄全集 Henri Bergson Œuvres 単行本 翻訳
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十六 各人が、自分の經驗してゐるところに・・・終りまで鳴り續けるのである。 * 132 1 43 PM 1381 38 変化の知覚 PM 163 PM 229 14
現在といふものを、よく反省してみよう。・・・瞬間と共通するものは何もない。 * 134 12 26 PM 1385 41 変化の知覚 PM 168 PM 236 4
變化は現實であり、現實を構成してゐる・・・言ふ意味も其處にある。 * 136 3 3 PM 1385 2 変化の知覚 PM 167 PM 234 11
持續といふ樣な言葉を使はなくても・・・變化にも接してゐるのではないか。 * 136 5 11 PM 1384 19 変化の知覚 PM 166 PM 233 11
動いてゐる世界の知覺は、私達を困却・・・いふものとして姿を現すだらう。 * 136 16 6 PM 1385 5 変化の知覚 PM 167 PM 234 13
動く物と動く我との關係は、前にも言つた・・・よつて物を照らすであらう。 * 137 3 5 PM 1391 13 変化の知覚 PM 175 PM 244 14
限りなく廣い潜在的認識の野から・・・認識の花を摘み取つて了つた * 137 11 2 PM 1372 41 変化の知覚 PM 152 PM 214 14
事物の中や我々の中にある變化や運動・・・求めなくてはならない事になる。 * 137 12 4 PM 1375 41 変化の知覚 PM 155 PM 219 15
認識とは、樣々な單純な要素が聯合して・・・結果を現してゐるものだからだ。 * 138 1 3 PM 1372 39 変化の知覚 PM 152 PM 214 13
問題は、認識全體の内に連續を囘復する・・・假説的なものを考へてはゐない。 * 138 3 2 PM 1377 8 変化の知覚 PM 157 PM 221 14
運動の衝動と運動體が經過した徑路とは・・・との違ひは、さういふものだ。 * 138 8 2 PM 1432 31 形而上学入門 PM 226 PM 311 3
物質的認識の要約や綜合によつて、哲學的直観に至ることは出來ぬ * 138 10 1 PM 1432 28 形而上学入門 PM 226 PM 311 2
小説を書かうとする作家は、資料を集めたり・・・である事を知つてゐるだらう。 * 138 11 4 PM 1431 24 形而上学入門 PM 225 PM 309 7
現實が表面に現してゐるものと、長い間附きあつて・・・得て置く必要がある。 * 138 15 2 PM 1432 5 形而上学入門 PM 226 PM 310 5
十七 『ラヴェソンの生涯と業績』
139







畫面に見える顔の樣々な線は、動いて、カンヴァス・・・自分流儀でやつてみる。 * 139 9 6 PM 1460 11 ラヴェソン論 PM 265 PM 364 2
『變化の知覺』
140







「その中に、我らは生き、動き、また在るなり」
140 2 1 PM 1392 21 変化の知覚 PM 176 PM 246 14
『物質と記憶』
140







自分が出發した立場は、常識の立場だと、
140 16 1 MM 161 35
A-P
MM 1 MA 5
MB 359
12
5
『意識の直接與件論』
140







哲學上のイデアリスムにもレアリスムにも・・・本のうちにある、と言ふだらう。 * 141 6 5 MM 161 36
A-P
MM 1 MA 5
MB 359
13
5
普通、私達が、物を見るといふ場合・・・言はせれば、イマージュなのである。 * 141 11 4 MM 161 31
A-P
MM 1 MA 5
MB 359
10
1
目をあければ、物が見え、眼を閉ぢれば・・・一番素朴な經驗に立ち返らう。 * 142 11 1 MM 170 16
I
MM 11 MA 19
MB 8
1
1
私が世界の知覺と呼んでゐるイマージュの系・・・どう説明したらよいか。 * 142 11 11 MM 176 12
I
MM 20 MA 28
MB 19
6
15
宇宙は、私達の思想のうちに在るのか、その・・・関係を明らめる事であり、 * 143 1 7 MM 176 39
I
MM 21 MA 29
MB 21
4
2
實在論、或は唯物論に立たうとするものは・・・イマージュの系から發足する * 143 9 2 MM 177 21
I
MM 21 MA 30
MB 22
2
4
この系に、どんな理由があつて・・・わけのわからぬものだと言う外はない。 * 143 10 11 MM 178 14
I
MM 23 MA 31
MB 23
5
13
反對に、イデアリスムは、中心點の・・・神秘的なものと考へる他はなくなる。 * 144 2 8 MM 178 33
I
MM 23 MA 31
MB 24
15
10
イデアリスムもレアリスムも、同じ地盤に・・・同一の障碍に衝突する * 144 10 2 MM 179 5
I
MM 24 MA 32
MB 25
5
3
元はと言へば、兩者ともに、知覺といふ・・・どうして信ずる事が出來ようか。 * 144 12 7 MM 179 8
I
MM 24 MA 32
MB 25
7
6
十八 生物は、單純な原形質の塊にしても、既に・・・反應するやうになる。
145 5 4 MM 179 28
I
MM 24 MA 32
MB 26
18
2
高等な脊椎動物になると、特に純自動的・・・を象徴するものではないのか。 * 145 8 35 MM 179 42
I
MM 25 MA 33
MB 26
7
9
先づこの非決定の事實を容認し、そこから出發・・・必然性も説明出來る * 147 13 2 MM 182 4
I
MM 27 MA 35
MB 29
16
13
意識的知覺の範圍と、生活體が自由に處理・・・等しい事は明瞭である。 * 147 15 11 MM 182 18
I
MM 28 MA 36
MB 30
7
6
どうして知覺が意識であるか、又何故に腦實質・・・やうな觀を呈するのか。 * 148 9 2 MM 183 33
I
MM 29 MA 37
MB 32
18
5
この問題を解く爲にベルグソンは、知覺の・・・單純化してみねばならぬ、 * 148 10 2 MM 183 37
I
MM 30 MA 38
MB 32
2
8
決して勝手な假説ではない * 148 12 1 MM 184 10
I
MM 30 MA 38
MB 33
11
1
なるほど、我々は、皆過去を引きづつて・・・敏活もこゝから來てゐる。 * 148 12 3 MM 183 39
I
MM 30 MA 38
MB 32
3
9
知覺と記憶との區別が曖昧なところから・・・主觀的なヴィジンとして了ふ。 * 148 15 3 MM 184 16
I
MM 30 MA 38
MB 33
14
5
私のゐる場所に居り、私と同樣に生活し・・・瞬間的なヴィジョンを捉へる * 148 17 2 MM 185 5
I
MM 31 MA 39
MB 34
12
8
事實上存在しないが、權利上、
149 1 1 MM 185 4
I
MM 31 MA 39
MB 34
11
8
この假説に立つ説明は、圖式的なも・・・場合に修正されるであらう。 * 149 2 3 MM 184 39
I
MM 31 MA 39
MB 34
6
2
『物質と記憶』
149







意識を、何かから演繹するといふやうな・・・非常によく似たものだと言へる。 * 149 8 46 MM 185 12
I
MM 31 MA 39
MB 34
15
13
十九 従つて、物が在るといふ事と物が意識的・・・間には、性質上の相違はない。 * 152 1 2 MM 187 39
I
MM 35 MA 43
MB 39
5
3
物質は、實際に知覺される以上のもの・・・別種のものを含んではゐない * 152 2 1 MM 218 23
I
MM 74 MA 83
MB 89
1
9
「純粋知覺」と物質との關係は、部分と全體・・・以外のものがある筈はない。 * 152 3 5 MM 218 31
I
MM 74 MA 83
MB 89
5
15
物質の實在は、そのあらゆる要素、その・・・AとBとを分つといふ作用である。 * 152 8 8 MM 187 41
I
MM 35 MA 43
MB 39
6
5
子供の考へ方も、直接經驗による・・・イマージュの全體から出發してゐる。 * 153 3 2 MM 196 31
I
MM 46 MA 54
MB 53
12
13
私達の知覺は、先づ、物體の總體のうちに・・・身體をその中心として選ぶ。 * 153 4 2 MM 209 10
I
MM 62 MA 70
MB 74
16
11
實際、どんな心理學者達も、外的知覺・・・仕事を始める事は出來ない。 * 153 10 2 MM 189 3
I
MM 36 MA 44
MB 41
14
2
單に可能的な物質界から、私の身體・・・認められない、といふ事になる。 * 153 12 6 MM 189 6
I
MM 36 MA 44
MB 41
16
4
魔法の杖を振る樣な眞似をするな * 154 2 1 MM 190 7
I
MM 38 MA 46
MB 42
2
7
自分は、知覺を問題にする際に、こと更に假説を・・・式述しようと努めるだけだ、 * 154 3 2 MM 189 1
I
MM 38 MA 44
MB 41
13
1
そこで、説明を要するのは知覺の起源・・・問題だといふ事になる。 * 154 5 1 MM 190 21
I
MM 38 MA 46
MB 43
11
10
知覺といふものが、純粹單純なイマージュと・・・驚くには當らぬ事だらう。 * 154 5 7 MM 190 24
I
MM 38 MA 46
MB 43
12
13
この二つの言辭の相互依存は、單に・・・非決定の函數である事に基づく * 154 12 2 MM 191 4
I
MM 39 MA 47
MB 44
6
10
常識は、机上の本を、机上に知覺・・・心理学者達は否定しようとするか。 * 154 14 2 MM 192 28
I
MM 41 MA 49
MB 47
6
1
本から發する光線も、網膜も、大腦も、・・・聯絡ある全體を形成してゐる * 154 18 2 MM 192 23
I
MM 41 MA 49
MB 46
2
13
そのささやかな部分である大腦内の過程が、知覺全體と等價だ * 155 1 1 MM 192 34
I
MM 41 MA 49
MB 47
9
5
神經系の如何なる點にも、意識的中心が・・・實在の一部を成してゐるのだ。 * 155 3 6 MM 212 7
I
MM 66 MA 74
MB 79
12
6
感情や特に記憶を混和しないものとしては・・・從つて分割された對象である。 * 155 8 2 MM 199 5
I
MM 49 MA 57
MB 57
18
16
非延長的な視覺が、同樣に非延長的な・・・支配される對象を生ずるのか。
155 12 5 MM 198 20
I
MM 48 MA 57
MB 56
3
15
それらの感覺的與件は、單に抽象によつて・・・のに何の不思議があらう。 * 156 2 2 MM 198 36
I
MM 49 MA 57
MB 57
11
6
即ち延長ある知覺が、どうして延長のないものと思はれる感情に移るか * 156 7 1 MM 201 15
I
MM 52 MA 60
MB 61
11
6
生活體を一種の中心と見なし、其處から・・・吸収力の尺度なのである。 * 156 9 6 MM 204 33
I
MM 57 MA 65
MB 66
1
16
身體の行動能力(これを神經系の・・・不純性である、といふのが眞相なのだ。 * 156 14 34 MM 205 10
I
MM 57 MA 65
MB 67
12
11
物體の總體から、次第に、私が、私の・・・座をなし、活動の源をなしてゐる。 * 158 13 8 MM 209 14
I
MM 62 MA 71
MB 74
2
11
人間が自ら世界の中心として選んだ・・・出來るだけ正確な關係を示さうとする。 * 159 2 3 MM 209 30
I
MM 63 MA 71
MB 75
11
6
二十 純粹知覺に關する分析は、言はば二方向・・・がよいといふ事になるだらう。 * 159 5 22 MM 221 23
I
MM 78 MA 86
MB 94
15
6
"Écrits et Paroles I"
161







自分は、先づ、物理學上の事實といふ・・・と自分には思へたのである。 * 161 2 28 Mel(注 1) 477 37 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

『精神生理學的並行論と實證的形而上學』
162







思想を、たゞ腦髓機能と見て、意識状態・・・知悉出來るといふ豫想がある。
162 13 4 MM 163 34
A-P
MM 3 MA 8
MB 362
7
9
例へば、着物と着物をかけた釘との間・・・考へるのと少しも變はりはしない。 * 162 16 3 MM 164 8
A-P
MM 4 MA 8
MB 363
16
3
失語症といふ文學の皮をはぐのに五年間かゝつた * 163 1 2 Mel(注 1) 481 3 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

たしかにさうである。私は心身並行の不可能・・・完全なものであらう。
163 9 13 Mel(注 1) 479 24 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

哲學も亦科學と同樣、或る制約を受けて・・・導かれた最後の結論だ。 * 164 7 3 Mel(注 1) 480 21 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

心身の働きの間に、嚴密な並行現象は・・・大して意味もない事 * 164 9 3 Mel(注 1) 483 19 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

眞理は經驗的な性質を持つからと言つて・・・一點を確定することができる * 164 14 4 Mel(注 1) 482 40 Le Parallélisme Psyco-physique (注 2)

『物質と記憶』
164







注 1 MEL は、Presses Universitaires de France の Henri Bergson "Mélanges" で、"Écrits et Paroles" に収められたものをはじめ、主要著作以外の文章などを集めてゐる。MELについても、文章の題名を記した。
注 2 省略しない題名は Le Parallélisme Psyco-physique et la Métaphysique Positive

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