更新履歴(2007年6月)
2007. 6.19
- 『感想』のベルクソン引用 『物質と記憶』の翻訳に、合田正人 松本力 訳 ちくま学芸文庫版を追加する作業が一応終了
- 作業を始めた段階では、白水社から出てゐる田島節夫氏の訳が一番入手しやすかつたので、この版を
元に作成しましたが、最近、合田正人、松本力両氏の訳が文庫で出ましたので、追加したものです。
田島氏の訳も優れたものだと思はれますので、両方を掲げてあります。
- 訳語の違ひなどによつて、小林秀雄の文章と『物質と記憶』の翻訳との間で、対応が分かりにくい場合も多くなつてゐます。
小林秀雄MLに、ここで
お示しした表の解説のやうなものとして、「『感想』をたどる」と題した雑文を書いてをりますが、特に分かりにくい部分などについては、その中でも
触れたいと考へてをります。
- ご質問については、掲示板
に書き込んで頂くか、メールを頂ければ、可能な限りお答へ致します。
2007. 6.13
- 『感想』のベルクソン引用 『物質と記憶』の翻訳に、合田正人 松本力 訳 ちくま学芸文庫版を追加する作業中
2007. 6. 7
- 『感想』のベルクソン引用 『物質と記憶』の翻訳に、合田正人 松本力 訳 ちくま学芸文庫版を追加する作業中
- 『感想』のベルクソン引用 16章~20章に、引用を追加
- 常識は、机上の本を、机上に知覺・・・心理学者達は否定しようとするか(第19章154ページ)
- 本から發する光線も、網膜も、大腦も、・・・聯絡ある全體を形成してゐる(第19章154ページ)
- そのささやかな部分である大腦内の過程が、知覺全體と等價だ(第19章155ページ)
- 神經系の如何なる點にも、意識的中心が・・・實在の一部を成してゐるのだ。(第19章155ページ)
- 感情や特に記憶を混和しないものとしては・・・從つて分割された對象である。(第19章155ページ)
- 非延長的な視覺が、同樣に非延長的な・・・支配される對象を生ずるのか。(第19章155ページ)
- それらの感覺的與件は、單に抽象によつて・・・のに何の不思議があらう。(第19章156ページ)
2007. 6. 5
- 『感想』のベルクソン引用 『物質と記憶』の翻訳に、合田正人 松本力 訳 ちくま学芸文庫版を追加する作業を開始
- 『感想』のベルクソン引用 「主として引用されてゐる作品の流れ」を一部修正
- 第14章には『笑ひ』に言及した個所は見当たらないので、○印を削除
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